世界の著名人が受けていたことで話題の『モンテッソーリ教育』
人気なこともあり、各地域の幼稚園や保育園でも積極的に取り組むところが増えてきています。
あまりに自由過ぎる教育法に、「わがままになるんじゃないか」と心配される方もたくさんいるようです。
息子は1歳児からモンテッソーリ教育&アドラー教育を実践している保育園に入園しているのですが、見学の時に子供が「どう育つのか?」について心配される親が多いと言われました(笑)
結論から言うと、
モンテッソーリ教育には大変満足しています!
ただ、ちょっと変わった子になる可能性は高いのではないか・・・と思っています。
モンテッソーリ教育が気になる方に、どんな子供に育つのかをお話していきたいと思います。
Contents
モンテッソーリ教育はわがままになる?
子供の自由を尊重するモンテッソーリ教育では「子供がわがままになるんじゃないか?」と思われるのはよくある、あるあるです。
実際モンテッソーリ教育の保育園に通わせてみてどうか?
私が感じたことも交えてお話いたします。
モンテッソーリ教育では、自己活動が特徴
モンテッソーリ教育の保育園で私が一番驚いたのが、『規則がほぼない』ということ。
時間によって給食の時間やお昼寝の時間などの最低限の決まりはありますが、それをやるかは本人の意思に任せます。
なので、
- 給食食べたくないのなら食べなくてOK
- お昼寝したくないならしなくてOK
こんな感じです(笑)
外で遊ぶのも自由。
外で何を使って遊ぶのも自由。
あまりにも自由すぎて好き勝手やるのはどうなの?と思われがちですが、先生は一応声はかけています。
「ご飯食べないとお腹空いちゃうよ」
「そこは危ないよ」
ただし強制はしません。
自分でやることは自分で決める(責任を持たせる)ことで、自分で考え行動できる子になるようにしていくのが、モンテッソーリ教育の特徴なのです。
自由だとわがままになるんじゃない?
自由にさせちゃうと、勝手になんでもやってしまうわがままな子になりそう・・・。
不安になる方もいると思いますが、寧ろ逆です。
自由にさせることで自己肯定感が高まり、相手のことも考えてあげる子に育つのです。
自分の好きなことをさせてくれる=自分を認めてくれている
に繋がり、お願い事もしっかり聞いてくれる子になってくれるのです。
しっかり話を聞いてくれる子になるから、大人びた感じになってくよ!
モンテッソーリ教育でわがままにはならないけど・・・
話を聞ける子になるって最高!と思いますが、デメリットもあります。
1、協調性に欠けるので小学校から大変
自由な保育で行うために個性が延ばせるメリットはありますが、協調性には欠けてしまいます。
基本的に集団で行うことが少なく何しても自由なので、小学校に上がってから皆んな一緒にやる教育法に戸惑うことがあるんだとか。
そのため、保育園によっては年長になったら集団で行う時間を設けていたりします。
1年かけて、来年上がる小学校での集団生活に慣れるようにするんですね。
2、警戒心が薄くて危険なことも
モンテッソーリ教育を受けている子供たちの特徴として、警戒心が少なく人懐っこいと感じます。
良く言えば純粋。
人と疑う気持ちが全くない子が多いです(子供だから当たり前ですが)
知らない子や親でも寄ってきて話しかけてきたりするので、誘拐とかされるんじゃないかと思うことも。
しっかり話は聞いてくれるわけですから、よく言い聞かせないといけませんね。
3、食事の偏りが出る
モンテッソーリ教育では『食事は楽しく食べる』が基本です。
食べないから怒ったり、ご飯しか食べないからと無理やり食べさせることもしません。
そのため、食事の偏りが出る可能性が高くなります。
息子も野菜やウインナーのような「そのまま」のものは食べないので、チャーハンやカレーにして食べさせています。
調理法を工夫して食べさせることが大事です。
モンテッソーリ教育でなんでも自分でできる子に!
モンテッソーリ教育を作った「マリア・モンテッソーリ」は、子供は生まれながらにして何でも自分でできるとしています。
- 自分でやりたい!
- こうしたい!
そう思う気持ちは一見わがままのように映りますが、自我が芽生えている成長の証。
なるべく子供のやりたい事を尊重してあげると、驚くほど話を聞いてくれる子になりますよ!
怒る親もストレスが溜まりますので、子供のやりたいようにさせてみてはいかがでしょうか?
子供の育児って本当に大変ですが、頑張っていきましょう。
今日は以上です。
これ!